心色


2004年03月

3月1日(月)

「ほらご覧、あれがオリオン座。冬を代表する星座だよ。」
「すごーい、パパって物知りー。じゃあじゃあ、あれは?」
「ああ、あれは今話題の鳥インフルエン座だね。」

こんばんは、翼をもがれたハゲタカことはらぽんです。
久々の日記にキャラを見失っております。

うちのパソコンの「突然電源切れる病」が末期症状を迎えたみたいです。
先日の更新後から、いくら起動しても数分以内に沈黙。
もはやなすすべなく、カスタマーセンターに電話しました。
明日、修理のため引き取りにきてもらいます。

当分パソコンの無い生活です。
自由にネット出来ない生活です。
そんな暮らしに僕は耐えられるんでしょうか。
僕から、インターネットを取ったら、いったい何が残ると言うのでしょうか。
(ただの無職のハゲです)

現在インターネットカフェから更新しています。
椅子はふかふか、飲み物もあるし漫画もあるし、快適☆
しかし毎日通おうものなら金がかかって仕方ありません。

そんなわけで、ハラポネットは不本意ながら臨時休業させていただきます。
なにぶんパソコンがいつ直るのか、そもそも本当に直るのか見当がつきません。
なので再開がいつになるかも定かではありません。
なんてこった。

しばらくはこうしてインターネットカフェからの不定期更新になりそうです。
また、メールチェックも出来ないので、
急な用件などありましたらharaponet@hotmail.comの方までメールお願いします。
どうか、一刻も早くパソコンが退院できることを祈ってください。

3月4日(木)

しりとりリレーコラム 「わ」:別れ
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「もう、あなたとは付き合えない」
「別れたいと思ってる」

過去、僕が言われた別れのフレーズです。
今までの人生で3度、恋人との別れを経験しました。
うち1度は僕から別れを告げたというかなんというか。

出会った二人には、いずれ必ず別れが訪れる。
しかし、別れを見据えて付き合う人などいるでしょうか。
この人とずっと一緒にいたいと、一緒にいようと願う気持ち、
それが恋愛の基本形だと思うんです。

愛情・思いやり・努力なくして関係は続かないはずなのに、
月日を経るうちにいつしかその状態が当たり前のように錯覚。
安心は油断・怠慢を招き、気付かずに惰性で過ごしていきます。

そんな時、恋人から告げられる「突然」の別れ。
実は恋人にしてみれば関係はとうに破綻していて、
限界突破した上での発言なのですが。
全く予想すらしていなかった事態に愚かで哀れな男はなすすべなく、
最後には別れを受け入れるしかありませんでした。
・・・ひとつの事例です。

別れの言葉は鋭い刃物のように心の奥深くまで突き刺さり、
その傷はなかなか癒えません。
ひとつ、またひとつ傷が増えるごとに、恋愛に臆病になり、
別れの恐怖ばかり大きくなります。

それでも、同じ過ちは繰り返すまいと誓い、
心躍るような出会いを求め、
幸せあふれる恋愛の始まりを夢見て、
人は、いや、僕は、また歩き出すのでしょう。

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マグロの中落ちのぎんたさんからバトンをもらって1週間、
ようやく書けました。家でネット出来ないと実に不便。
それでは次はaddiction −依存症−のみーさん、「れ」でお願いしますー。

3月15日(月)

ただいまー。
ハラポネット営業再開ですよー。

修理の見積もりの連絡があったのが土曜の夕方。
「3日ほどでお届けします」とか言ってたのに、
日曜の朝に届けにきたみたいです。はやっ。
バイトで不在だったので、今日の昼に受け取り、
2週間ぶりにデスクの上に戻ってきた愛機VAIO君。
おかえりー。僕、寂しかったよぉー。(ほおずり)

電源ユニットに不具合があったそうです。
部品交換で直ったので、データや設定は全部保存されてました。
しかもディスプレイは無償で修理してもらえました。
これで23100円(税込)なら安・・・くないけど。痛い出費だけど。
でもベストな状態での復活です。いやっほう。

いやぁ、パソコン無い間は部屋でいてもすることが無くて・・・
プラモ作ったりギター弾いたりしてても良かったんですが、
どうもネットが気になって気になって。
結局2日に1回はネットカフェに通ってました。

これほど長期間更新が滞ったのはおそらくサイト開設以来初めてかと。
まあ、いい休養になったかもしれません。

今日からまた、マイペースでやっていきます。
どうぞよろしく。

3月17日(水)

「今日は暖かかったですね」
って10回中2回ぐらいしかうまく言える自信がありません。
しゃべる職業には明らかに向いてない気がします。
とか言いながら日々接客業のバイトでしゃべりまくっているんですが。

徹夜麻雀終わったのが朝9時前。
ぐっすり寝て、夜はボウリングに行きました。
どっちも負けましたけど。
どっちも負けましたけど。
あー。

ボウリングは途中で調子を崩すとそこからはもう目も当てられません。
3ゲームやって一度もスコアが100を超えなかったんです。
何が悪いんでしょうね。
何もかも悪いんでしょうね。
せめてコンスタントに100以上は出したいです。
短期目標。練習練習。

バイトの合間をぬって、休日返上して、
寝る間も惜しんで遊ぶ日々が続いています。
まるで何かに背中を押されるようにして。
近い将来訪れるかもしれない、遊びたくても遊べない日々。
その前に、今のうちに・・・というのがあるかどうか分かりませんが、
今はただ、この愉快な状況に身を任せ、身体の芯から楽しもうと思います。

問題は、どこまで身体がついていくか、ですが・・・
さっき成人式で記念にもらったマグカップをぶつけて取手が壊れたんですが、
「もう若くないんだよ」って言われてるように思えました。
気力で勝負だ27歳。

3月18日(木)

昨夜も、やめときゃいいのに徹夜麻雀。
さらに激しく負けました・・・。
睡眠は削られるし、もう本当いいとこなしです。

バイト連休もらって、明日から東京に行ってきます。
ドクデスという大規模なイベントに参加するんです。
なんでも、クラブスペースを貸し切ってDJが音楽流す中でワイワイやるそうです。
今までクラブとかDJとかって一生縁の無いものだと思っていました。
そんな僕が、新宿で、クラブデビュー。
インターネットって素晴らしいですね。
僕がいつも見ているサイト管理人さんがDJとして参加するので非常に楽しみです。

ドクデスでオールナイトの翌日は、名古屋に飛びます。
これまたインターネットの人たちと麻雀してきます。
バイト仲間との勝負で鍛えられた腕の見せ所です。
なんかボコボコに負けそうで怖いです。
いやいや最初から弱気でどうする僕。

とまあ、オフ会ライフ満喫しまくりの週末です。
去年の後半にオフ会デビューして以来、すっかりオフ会の虜になっています。
お酒飲んだり、カラオケ行ったり、普通に遊ぶだけでも、
相手は本名も知らない、初めて顔合わせる人ばかり。
まぎれもない現実の出来事なのにとんでもなく現実離れしているような、
そんな不思議な感覚がたまらないですね。

オフ会目的でサイトやってるわけじゃないけど、
好きなサイトの向こう側にいる人に会える機会があるならば、
可能な範囲で会いに行きたい。率直な気持ちです。

なにげなく閲覧したサイトを気に入り、
掲示板に書き込んだり、
リンクしたり、
メッセンジャーで話したり、
そしてついにはオフ会で顔を合わす。
それは、気まぐれな1クリックから生まれる出会い。
これだからインターネットは面白いんですよね。

3月21日(日)

東京・名古屋の旅から帰ってきました。
いやもう、こうして生きてサイト更新してるのが奇跡的な気がします。
では、3月19日からの一人旅を簡単に振り返ってみます。

3月19日、大阪駅12:10発東京行きのバスに乗り込みます。
新幹線なんて高くて使ってられません。バスなら半額以下なのです。
隣の席はキレイなお姉さん(巨乳)。早くも楽しい旅の予感です。

しかし。そう思ったのも束の間でした。
旅に出ると高確率で発動する腹痛に苦しめられ、
バスのシートじゃロクに眠れないし、尻は痛いし。
結局隣のお姉さんの巨乳にタッチすることも出来ませんでした。(当たり前です)

バスに揺られること8時間半。
首都高速が渋滞していたため、東京駅着は予定より30分程度遅れて20:20頃。
急いで新宿駅に向かい、21:00に待ち合わせしていたTEXT BOXのさちさんと会います。
ドクデス開始までのいわゆる「事前オフ会」に参加させてもらったのです。
僕と同じく大阪から来ていた断崖絶壁!のねんまにさんや、
親方ことDragon Fangのかずっちさんや、
他たくさんの人と会いました。(省略してすみません)
印象が強かったのはかずっちさん。強烈なキャラクターに惚れました。

飲み会が盛り上がったためドクデスは2時前に会場入り。
ドクデス開始は0:00からだったので、もうすっかり始まりまくっていました。
そこは、異世界。
DJが音楽をかけ、その前で踊る人々、後ろの方では飲んだりしゃべったり。
これが、ドクデス。僕は、ドクデスの会場にいるんだ。

以前会ったことのある方に何人か声かけたりかけられたりしましたが、
あまりトークすることは出来ませんでした。あー。
とりあえず幸運にもゲットした1ドリンク無料券使って酒を飲み、
勢いで踊ったりしてました。カバン持ったまま。
(トートバッグ肩にかけてうろうろしてた180cmのハゲが僕でした)

3月20日6:00。
終盤に抜け出し、さちさんに新宿駅まで送ってもらいました。
さちさんに誘っていただいたおかげで楽しく過ごせました。
B’zファン同士、もっとB’zトークに花咲かせたかったのですが、
また機会があればぜひ。ありがとうございました。

新宿駅から東京駅に移動し、またもバスでの移動です。
7:00発名古屋駅行きバスは予約ナシの先着順でしたが余裕で乗れました。
東京行きのバスより狭かったものの徹夜疲れのため少しは眠れました。
だからといってそう簡単に疲労回復するわけもなく。
渋滞も手伝って7時間半以上かかりようやく下車。

某地下鉄の駅でマグロの中落ちのぎんたさんと待ち合わせ。
「名古屋麻雀部」の方々と雀荘にて対戦させていただきました。
よぉし、日頃バイト仲間と毎日のように打ってる成果を発揮するときだ!
・・・と意気込んだものの、結果は惨敗。ぎゃふん。

極東の朽木さんからギャン(クレーンゲームの景品フィギュア)を受け取りました。
半年くらい前にくださいと言ったんですが、まさか覚えてくれていたとは。
ありがとうございました。僕のギャンコレクションがまたひとつ増えました。

で、今夜どうするか(帰るか泊まるか)全く決めてなかった僕。
とりあえず人数も増えて居酒屋へ行きました。
そこで終電がなくなり、カラオケで夜を明かすことになりました。
勝手に押しかけて遊んでもらった上に夜遅くまでお付き合いさせてしまい、
参加者の方々には非常にご迷惑おかけしました。本当に申し訳ありません。
特に、ぎんたさん、原ちひろさんの2人には朝6時まで相手してもらいました。
大変感謝しています。ありがとうございました。

3月21日7:00。
新幹線は最後まで使わず、近鉄特急で大阪に帰りました。
この帰路が一番しんどかったです。もう電車乗るなり寝てたもんな。
長居駅に着き、吉野家で豚丼大盛+玉子をかき込んで帰宅。
時計の針は10時を指そうとしていました。

総移動時間19時間、0泊3日の旅はこうして幕を閉じました。
睡眠不足が続いていたところへ、この超絶過酷スケジュールのオフ会旅行。
これを気力だけで乗り切った僕は本当に頭がおかしいと思います。
でも、そんなタフな身体のおかげで夢のような時間を過ごせました。
ドクデスへの参加、名古屋麻雀部との勝負。
多くの人との出会い・再会。いくつもの握手。
本当に行ってよかったです。ありがとう。

3月22日(月)

先日の旅で、東京土産に駅の売店で買ったのが「磯野家ファミリーケーキ」。
サザエさん一家をかたどったケーキが2セット入ってて、
箱には「磯野家系図」がイラストで描かれ、
さらにサザエさん福笑いの付録まで付いた豪華仕様。
バイト仲間にたいそうウケが良かったです。
ノリスケさんって、波平さんの妹の子供だったんですね。

今日も毎度のごとくバイト仲間と麻雀してきたんですが、
どうにも勝てる気がせず、少し負けたまま帰ってきました。
ここ最近負けっぱなしです。
才能ないのかな。
しばらく自粛するかもしれません、麻雀。
ああそうです負け犬ですとも。
まーじゃんなんてつまんねーんだよーけっ。(遠吠え)

3月23日(火)

薄手のジャケット1枚で出かけたらめっちゃ寒かった。

利き手というのは人それぞれだと思うのですが、
僕は「変則両利き」です。
ええ、勝手に名付けました。

どういうことかというと、
ペンも箸もマウスも右手で扱いますが、
何故かハブラシは物心ついた頃から左手。
ボールを投げるのも左手だし、
ファーストフードのバイトでも器具を持つのは左手が多いです。

つまり、
左利きの人にはかなわないけど、
右利きの人よりは左手の使用頻度が高い、という。
それが僕の、変則両利きなのです。
ちなみにアレの時は右手です。(きいてません)

思うに、僕の右手というのは面倒くさがりなのかもしれません。
「あー、だりぃなー。何やるにも働くのはいつもオレだよ」
「おい左手!お前なまけてばかりいないでちょっとは手伝えよ!」
で、気の弱い左手は断れずにいくつかの作業を押し付けられた、と。
今明らかになる2人(人?)の上下関係。

しかし、そんな右手と左手だけど、
「今一番したいことは?」と問えば答えはひとつ。

おっぱいさわりたい。

3月24日(水)

僕が長年続けてきたファーストフードのバイトも、
いよいよ今月限りで辞めることになりました。
まあ、以前から決めていたことなんですが。

始めたのが1996年7月20日だから、実に7年8ヶ月。
小学校より長く働いたんですね。すごいや。

で、去年も一昨年もこの時期に書きましたが、
明日卒業式ならぬ「卒店式」なるイベントが開催されるんです。
僕を合わせて4人の店を巣立つ人を送り出す、厳粛な催しです。
参加者は基本的にスーツ、送辞と答辞も述べられます。
答辞、そう、答辞なんです。
去年は送辞だったけど、今年は答辞。
あがり性だから、すでに緊張してるんですけど。
しゃべる内容、紙に書いていかないとなあ。

花束や色紙をもらい、
送辞や答辞に感動し、
2次会では朝まで騒いで、
それを最後に店を送り出されるのが、卒店式。

の、はずなんですが。

僕、卒店式の2日後から月末まで5連勤なんですけど。
店長に頼みこまれて引き受けました。
なんだかなあ。まあ、僕らしい終わり方かなあと思います。

3月26日(金)

「卒店式」が昨日終わった。
僕は、ファーストフードバイトを卒業した。

1時間程送れて始まった式。
花束と色紙を受け取る。
後輩が涙ぐんで送辞を読む。女の子が数名泣いている。
卒店者がそれぞれに挨拶をする。
僕も挨拶をする。涙はこらえた。
森山直太朗の「さくら」を皆で合唱する。
記念撮影をする。

2次会のカラオケは僕の定番ナンバーで開始。
Yの司会もあって大いに盛り上がる。
実に久々のバカ騒ぎ。最高。
式に来られなかった店長も駆けつける。
約1名泥酔して家まで送る。
3次会もカラオケ、朝まで歌う。

感動した。楽しかった。一生の思い出。
それは間違いない。
でも、この心にポッカリ開いた穴に戸惑う。

何もかも、準備が出来ていない。
他の卒店者と違い、今後の進路が決まっていないこともそうだし、
正直、まだ辞めたくない。

「特にマネージャーになってからの3年間、バイトは僕の全てでした」
式でこう挨拶した。一切偽り無い気持ち。
だからこそ、ここで辞めないと先に進めないのに、
喪失感に押しつぶされそう。

2次会の前に高校の同級生「てる」と久しぶりに電話。
思い出したように連絡よこすと思ったら、予想どおり結婚報告。
周囲はどんどん僕を置いてゆく。
巣立ちの日だというのに、募るのは焦りと不安ばかり。

3年前から、あらゆる物を失い続け、
最後に残った「僕の存在意義」までも手放す時。
7年間腰を下ろし続けた心地よい居場所から立ち上がる時。
それは、明日から最後のバイト5連勤を終えた瞬間。

気持ちの整理なんてきっと最後までつかないだろう。
ただ、残りのバイトを全力で働くこと。
それだけは、決めている。

昨日の空は、僕の代わりに存分に泣いてくれた。
次は、僕が泣く番。

3月27日(土)

一人寂しくカップラーメン食おうとした所にメールが来たからといって、
翌朝9時からバイトにもかかわらず深夜1時半に飲みに出かける。
そんな頭がどうかしてる人がやってるサイト、
それがここ、ハラポネットです☆
大丈夫、見ただけじゃバカは伝染しませんよー。

で、色々トラブルあってやっと入れた3軒目の店で4時まで飲み、
3時間ほど寝て「せんせい」バイト9時→13時。
帰って20分程度仮眠とってファーストフードバイト15時→0時。
わぁすごいや、12時間働いてるよこの人ー。
3時間少々の充電でバッテリー切れない自分の身体に怖さすら感じます。

ファーストフードバイトがまた大変だったんです。
夕方は関西地区本部長だとかいう超偉い人が視察に来て、
店長はじめ全員緊張しまくり。
夜はやたら忙しくて仕事進まないのに、
新人カウンターのトレーニングをやり、
新人マネージャーのトレーニングをやり。
あのー、僕社員じゃないんですけど。
いくらなんでも仕事振りすぎ。

ひどい生活サイクルのせいで顔中ニキビだらけです。
「20歳過ぎたら吹き出物だろう」等の意見・文句は一切受け付けません。
27歳になってもあくまでニキビと言い張ります。
すぐにつぶしてしまうので顔中たいへんなことになってます。
接客業なんてとてもとてもできない顔です。
明日も普通に接客しますけど。ニキビスマイル0円です(にっこり)

3月28日(日)

ドキッとする。なんて的確な心理描写。
その顔を一目見ただけで高鳴る鼓動。
これって本当に恋なの?それとも勘違い?思い込み?
なんて問いかけたところで、答えを出すのは自分自身。
何もしなければ、きっと何も変わらない。
分かっている、分かっているんだけど。
何度も何度も脳内でシミュレーションしたところで、
指一本たりとも動かせやしない。

背中を、横顔を見送っては、またため息。
いいのか、このまま終わって。

3月29日(月)

13時から18時まで「せんせい」バイト、
19時から0時までファーストフードバイト、
バイト後に明け方まで遊ぶ。
今日から3日連続でこんなスケジュールが決定してます。
そしてそれを書きたいがために早朝5時に更新してます。
もはや、いつものことですね。

今日はうららかな春の日でしたね。
「せんせい」バイトで子供と運動場で遊んでいたのですが、
長時間日光に当たっているだけで弱ってくる僕は吸血鬼か何かでしょうか。
少し遊んでは日陰で休憩の繰り返しでした。

ファーストフードバイトは、めちゃめちゃヒマでした。
なので、得意技の倉庫整理ばかりしてました。
あと2回で終わりという実感なんて全くありません。
でも、あと2回なんですよね。むむ。

こんな感じで、いつぶっ倒れてもおかしくない日々を過ごしています。
そんな時には、まあその、アレですよね。
皆さんもう、察してくれてますよね。
あえて言うと、「お疲れ様」メールのひとつも欲しいぞ、と。
その一言だけでも癒されるぞ、と。
独身女性の場合は効果激増だぞ、と。

さあこい。

3月30日(火)

のんれます。(訳:飲んでます)
酔ってます。
こんな時こそ更新ですよ。

検証:へべれけで書く日記は面白いのか?

えーとね、明日で僕がバイト最後ってことでね、
あ、ファーストフードバイトの方ね、
で、送別会前夜祭とか言って店長も社員さんもバイトも一緒にね、
飲みに行ったのね。

だいじょうぶー?タイピングあってるー?
もうさ、酔ってるからさ、推敲とかチェックとかできねーよははははは。

それでね、今日は僕が明日でバイト終わりだからってね、
前祝いっていうか飲みに行ったんですよ。
あれー、さっきも書いたってこれ。2回言ってるってふへへへへ。

いやーははは、楽しかったですよ。
明日が13時から「せんせい」バイトじゃなけりゃなあー。
サボっちゃおうかなー。
なーんてね。ちゃんと行きますよ。ちゃんとね。

しっかしあのクソババア、春休み毎日でもいいですか、だって。
本当に毎日入ってやがんの。バカじゃねーの。
てめえはきっちり休み取ってるクセによ。
毎日なんてしんどいに決まってるじゃねーかよ。常識で考えろよ阿呆が。
明日はおもいっきし二日酔いで子供と遊ぶよ。ああ知ったこっちゃねえさ。

あーちきちょう、おっぱいもみてえなー。
おい、全国各地のおっぱいもんでる男性諸君よ、
オレにもおすそわけしておくれよー。

結果:へべれけの時は素直に寝るべきです。

3月31日(水)

朝起きて、爪を切り、風呂で念入りに身体を洗う。
ユニフォームはもちろんクリーニングしたてのシャツ。
ネクタイは、一番お気に入りの赤。
そう、今日は、ファーストフードバイト最後の日。

まずは13時から「せんせい」バイト。
行きはファーストフードバイトのことばかり頭にあって、
思い出がかけめぐり感傷的になったりもしたけど、
子供の相手はじめたらそんな余裕はなく。
しかも責任者のオッサンにムカついて嫌な気分に。

気持ちを切り替えながら店に向かう。
眼前に広がる見慣れた景色。いつもの「マイホーム」。
でも、流れる空気は何処か肌触りが違っていて。

ノートに、皆へのメッセージを書く。
深夜に来られないからとイン前に挨拶に来てくれた人が。
それでもまだ、今日がラストなんて実感はまるでなく。

「おはようございます。」
皆の特別扱いなノリがくすぐったい。
最後の引継ぎ、最後の指示出し、最後のお茶タイム・・・
やることなすことに全て「最後の」が付く。

常連のお客さんに「今日で最後なんです」と言うと、
「ええっ、アルバイトやったん?」と言われ。
最近ヒマな時間が続いていたのに、
僕の最後を知っているかのように次々と来る客。
感慨にひたる余裕など何処にもなく。

バタバタしてる間に時間は過ぎ、
閉店直前にやってきたドライブスルーが最後の客に。
少し遅れてようやく言えた、
マネージャーの閉店の合言葉「オールダウン」。

仕事を終わらせ、集まった仲間から花束を受け取る。
カップラーメン、プラモデル、ビール・・・
それぞれが素敵なプレゼントをくれた。
なによりのプレゼントは、たくさんの仲間が集まってくれたこと。
来れなかった人からもメールが届いていて。

ああ、僕はこの瞬間を迎えるためにアルバイトをしていたんだなあ。
泣いてしまうかもしれないと思っていたけど、笑顔で迎えられた。
店長が来てくれなかったのが少々心残りだけど、
偶然用事であこがれのHさんが来たのには本当に嬉しかった。
「どうもお疲れ様でした」って。偶然じゃなかったらなあ。

皆帰ってから、月末徹夜コース突入のM社員としばらく話していた。
思えば、Mさんとは遅くまで一緒に仕事しながらよく語ったものだ。
あれだけ僕が色々しゃべったの、Mさんだけですよ。

そして、抱えきれないほどのプレゼントを持って帰ってきた。
これで、最後のバイトが終わったんだよな。
信じられない。夢みたい。
あれもこれもやっておくんだったと思うけれど、
最後まで全力で頑張ったし、
最後まで最高に楽しかった。
今日という日を僕は一生忘れない。
2004年3月31日、僕がマネージャーハットを脱いだ日。


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