10月のスマホゲーム課金額:0円
「え?かつての廃課金な俺どこいった?これからは無課金勢?」
…んなわけねーだろ。(購入ボタンをタップしながら)
テレビはウソばかり?
ネットはウソばかり?
違うね。人間は元からウソつきなのさ。
本当のことなんて、普通は表から見えないようになってる。なんでもね。
「真実が知りたい」だと?
お前さんの言う真実ってのは、「本当のこと」なのかい?
本当のところは、「ドラマ」が見たいだけ、じゃないの?
『自分自身を客観的に評価する』という、前提が矛盾している行為。
でも実際にそれが求められ、それに応えないといけない世界。
その答え合わせが、自己採点とあまり乖離していなかった時のしてやったり感といったら。
「さすがに気分が昂揚します」
人生初の全身麻酔。
病衣に着替え、あちこちに心電図の吸盤が付けられ、右手には点滴。
人工呼吸器のマスクのような器具を口に当てられ、心の準備をする暇もなく、
「じゃあ今から薬入れていきますねー」
という声を聞き、右手から何かを注入される感覚を最後に。
意識が戻りかけた時には、治療台からベッドへ移されていた。
どうやら歯の治療は、無事終わったようだ。
気管挿管されていたらしく、喉の痛みは今なお残る。
まったく、虫歯の治療でここまで大袈裟な事態になってることに気が滅入る。
ただ、この年で全身麻酔を経験できたのは、良かったのかもしれない。
次にやるとしたら、それはきっと、大きな病気の手術だろうから。
全身麻酔による虫歯治療。
「えーそれって麻酔で眠ってる間に全部終わってるんならチョー楽でいいじゃん」とか思う?思うよね?
たった1回で、自己負担額2万8千円。
麻酔中で噛み合わせ十分に見れないから、またもや仮歯が高くてちゃんと噛み合わない。
あと風邪ひいた。
世の中、甘い話なんてないのよ……。
書きたいことなんて、初めからなかった。
ただ面白そうだったから、ブームに乗っかって始めた。
狂熱は去り、俺の手元にはこのサイトだけが残り。
自分の内面を掘り下げようと試みた。
深く追い求めるべき内面など、なかった。
もとより自分にも他人にも興味のない人間に、人の心を打つ文章など、書けるはずもなく。
それでも今なおこうして。更新を続けているのは。
迷子になって立ち尽くし泣きわめいている子供と同じで。
恐怖と不安に、身を震わすばかり。
貧乏ゆえ、ここ数日は普段から考えられないほど少量の食事で済ませていた。
圧倒的に物足りなかった。今日の仕事帰り、空腹の限界を感じた。
久々にガッツリ食った。
腹が痛くなった。
なに……どゆこと?たった数日で俺の胃、縮んだの?
このまま少食キープしていれば、それに身体が適応できたの?まじ?
改めて人間の適応力に驚嘆したと同時に人生のままならなさを痛感した。のであった。
仕事帰り、野菜がたっぷり入ったラーメンを食べたらとても満たされて心穏やかになれたので、
やはり俺の前世は青虫か何かだったのだろう。
(多分野菜が足りてないだけ)
今日受けてきたインフルエンザの予防接種、
これまでの人生で一番痛くなかった注射かもしれん。
針を刺す瞬間すらほとんど痛みを感じなくて驚愕。
やはり注射とは医者の腕前が大きく左右するものなのかしら。
人の命。
軽い、あまりに軽い。
すべての人間が、生きている限り、今この瞬間にだって、死ぬ可能性がある。
そんな当たり前のことを、今さらこうして改めて書くような。
思い知らされるような。
明日は、我が身。
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