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ハラポネット
byはらぽん
since2001,9,30
最終更新:今日

HARAPO




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■ハラポネット祭当日
蒸し暑い夏の日であった。
はらぽんは走るのをやめ、その場に座り込んだ。 うつむいた髪をつたって汗流れ落ち、ぽつりぽつりとシャツに染みを作った。肩が上下し、苦しそうな呼吸を繰り返す。じりじりと肌を焦がしていくような太陽が容赦なく全身を嘗めていく。 陽炎さえ湧き上がらせている身体に突き刺さった鉄の棒の息苦しくなるような湿った匂い。同じ運動を繰り返し続けた事による精神的苦痛。走りし続ける事がこんなに辛く不快なものとは思わなかった。

「暑っ・・・。」

走っている時には感じなかった蒸し暑さが、止まったとたんにやってくる。耳の辺り に熱の種が植わっていて、それが一遍に発芽してのしかかってくる。脳裏に

―――もう諦めな、今からいっても間に合いはしない。

―――所詮はらぽんの力ではそんなものさ。

―――苦しいだろう?このままやめてもいいんだ。明日でも大丈夫なんだから。

「今日じゃないと、今日じゃないと駄目なんだ!」

はらぽんは立ち上がった。そう、あの日誓ったあの夢の為に。自分の夢じゃないか。自分でどうにかしないでどうするんだ。
そう自分に言い聞かせ、はらぽんはまた走り出した。




本日発売の新作RPGをクラスで一番にクリアするという夢を叶えるために近所のゲームショップまで。





はじめましてとそうでない方こんにちわ、今回愛すべきはらぽんさんのハラポネット3周年記念を祝して乗っ取らせていただきました、君の王子様というサイトを細々と運営してる姫咲青年と申しますよ。乗っ取った挙句くだらない小説(?)まで作ってしまってごめんなさい。はらぽんさんファンから激しく叩かれそうでビクビクしている次第ですよ。
はらぽんさんとはNumeriの屋形船オフではじめてお会いして恋に落ち、2人で海岸で追いかけっこしながら秋刀魚を焼いて食べあった仲です。その時、はらぽんさんが「はらぽんはおなかがいっぱいで腹ぽんぽん!」なんて非常に寒いギャクを飛ばしたので僕らは裸になって暖めあいました。

はらぽん「おい、姫咲。もっと近くにきなよ。」

姫咲青年「あ・・・はらぽんさん、そこはだめよ!」

はらぽん「いいじゃねえか、どうせ俺らしかいないんだし・・・。」

姫咲青年「駄目、ここじゃ砂が入っちゃう・・・。」

はらぽん「後で洗えばいい、ちょっとくらい痛くてもいいよ。今すぐしたいんだ。」

そうして僕らは釣った秋刀魚を全て綺麗に3枚おろしにしました。(やっぱり海岸でおろしたので砂が入りちょっと痛みました)。そして夕暮れの海岸を手をつないで一歩一歩踏みしめながら2人は永遠の愛を固く誓い合うのでした。
最後にいい忘れましたけど僕は太鼓判付の妄想癖の持ち主ですよ。

はらぽんさん3周年記念おめでとうございます!今後ともハラポネットを影ながら応援させていただきますね!

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